2014-09-22

パステルアート教室 2014夏 リポート

夏に出張・出店したパステルアート・WORKSHOPの リポートです。

商業看板、お洒落なカフェやレストラン店内装飾などに使われている
オイルパステルで描いた挿絵、パステルアート。そんな身近なアートを
楽しく簡単に体験していただけるようにワークショップを企画・開催しました。

パステルって何?

パステルという画材は【色を塗りながら描く】- 【描く】と【塗る】が同時進行します。
ちょっとした落書きがいつの間にか、色鮮やかな絵に変化するという魅力があります。

また、他の画材のように、色をパレットで混ぜたり、 ブラシを洗ったりという
手間がかからないので、 思い浮かんだイメージを即キャンバスに表現できます。

オイルパステルとは

1960年代頃から多くのアーティストによって使われるようになった画材だそうです。
顔料と油分を含んだ粘土のような固まりです。
ドライパステル(チョークのような粉っぽい固形パステル)と比べると
粉が出ず、油分を含んでいるのでキャンバスへ塗料のくいつきが強く、
油彩ほどではありませんが厚い層の塗りを作ることもできます。

オイルパステルの挿絵はアクリル塗料よりは主張が控えめで
看板文字とのコントラストが効きます。そして早く絵が描ける画材です。
憶測ですが、このような理由からパステルアートは商業場面でも
使われるようになったのかもしれません。

今回、ワークショップで使ったのは、学校でもお馴染みの クレパスです。

体験の様子

お子様から大人の方まで独特な色の混ぜ方などを簡単に
楽しく体験していただけるように特別にデザインした
ステンシルを用意しました。

学校でも教えてもらえないステンシル技法も簡単に体験できるので
内容の濃いワークショップになっていると思います。

ステンシル(型)が決まってるなら、完成する絵は全部同じ?
と思う方もいるかもしれませんが、同じテーマの中でも
様々な個性や表現があるので、それぞれの作品はまったく違う絵になります。

指で色を混ぜてグラデーションや独特な質感を表現します。
力加減も調節しなければいけません。細い線や曲がった線を描くには
オイルパステルの角を使ったり、キャンバスを回転させたり
ちょっとした工夫が必要になります。

最初は絵に見えなくて心配してしまう子や、失敗してしまったと
泣いてしまう子もいましたが、納得いくまで指で色を混ぜて
最後には完成した絵を見て満足した笑顔になりました。

- 絵は描いている人の思い通り完成するもの

ご家族で全員で参加していただいた方は、お母さま一番真剣になって
作品を作っていました。それぞれの作品を比べながら楽しい雰囲気が
とても印象的でした。

- 絵はコミュニケーションのひとつ

今回も作ることを体験を提供する側として ご参加いただいた方から
多くのことを勉強させてもらいました。 ありがとうございました。

◎会場で描いたフルーツの絵(ベニヤ板450x910mm)

フルーツを取り扱うお店や八百屋さん等、店内装飾ツールとしていかがですか?
(一点物です!)購入希望の方はご連絡下さい。

◎イラスト入り立て看板のデザイン~製作承ります。

クラフト関連プロジェクト用に作った看板です。
半分は黒板になっているのでチョークで書けます。用途に応じた
各種販促ツールの デザインもご相談下さい。

※イラスト(絵を描く猫)は藤倉周平商業美術制作所の
クラフト関連プロジェクト用マスコットです。

『かき氷』イラスト

◎教育機関、法人、団体さまへ

-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
教育機関、法人、団体さまを対象に
アート アンド クラフト関連ワークショップ出張を承ります。
クライアントと相談して対象参加者に応じたWork Shopを
デザイン・提案します。 HPよりお問い合せ下さい。
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-


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◆藤倉周平商業美術制作所 Web
http://www.shuheifujikura.com/
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2014-06-24

発信する情報はお客さまへの手紙である という考え方

商談中にあった事例をケーススタディとして記事にします。

チラシや広告制作のご依頼でお問い合せいただいた方が他社のチラシを持ってきて、

「このチラシの住所と名前を変えて作ってくれればいいから」

と言いました。

このチラシを参考資料として使う・・というニュアンスでは なかったので、
ハッキリとこのご依頼はお受け出来ませんとお断りしました。
もちろん、その理由も伝えました。

理由:
  • 他社の制作物をそのまま流用することはできません。
  • 依頼いただく方の事業の信用問題に関わります。
  • 競合する複数の事業社が同じ内容のチラシを打ち出すこと意味があるのか?
  • その広告費は無駄になります。

おそらく、このような事例の背景には、とにかくチラシを作れば
集客に繋がって商品売れるという短絡的な考えがあるようです。

発信したいメッセージがそこになければ、 チラシや広告を作る為の原稿も存在しません。
伝えたいことが分からないけど、広告を出したいから とにかく作ってくれというのは
無茶な話です。

挙げ句の果てに、

「住所と名前を変えただけだからデザイン料は かからないでしょ?」

みたいなことを言われるので大変困ります。

誰もが情報を簡単に発信できる時代になりました。
そんな時代の中、コミュニケーションにおける原点回帰として
情報を発信することは 誰かに手紙を書くことと同じであるという考え方があります。

事業の宣伝であっても、個人のメールであっても 媒体に関係なく
手紙を書くのと同じように心をこめて書くことで 相手にしっかりと伝わります。

それによって、

相手の心が動く、行動する。

ビジネス規模によって、この誰かに手紙を書く感覚が 忘れられてしまったり、
薄れたり、情報を発する際に抜け落ちてしまう ことが多いような気がします。

今回の事例は、その『手紙』が存在しなかったケースですが、
ご依頼頂いた方も私自身も、その手紙を書く感覚について考えるきっかけに なった
ことは収穫だと思ったので記事にしました。

誰に書くか?
何を伝えたいか?

心をこめて『お客さまへの手紙』を書くことからスタートしてみませんか?

※制作物の原稿はクライアントにご用意いただきますが、
藤倉周平商業美術制作所では、クライアントの伝えたい事をイラストレーションと
デザインを用いてうまく表現することでお手伝いします。

また、コンサルテーションでは視覚的な手法に限らず、アイデアを提案します。

効果的な宣伝、広告、プロモーション、企画立案を考えている 事業者さまは
お問い合せ下さい。


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2014-06-18

【DIY】 サイドプロジェクト と DIY 精神

サイドプロジェクトとして、昔の製品で面白いなと思った物を集めたり、
壊れている物を自分の手で修理したりしています。

昔の電子キーボード、おもちゃ、電化製品などに興味があります。
なんでもバラしてみたいという衝動に駆られて、壊してしまった物も多いです。

■80年代電子キーボードのコレクション

チープな音や温かい音が特徴

CASIO SK-1、SK-5、Casiotone 401、Yamaha PortaSound VSS-30

仕事に全く関係ないように見えますが、興味を持った物を
デザインの資料として手に取る、観察するという意味では関係しています。

配色(Color Scheme)、質感(Texture)、形(Shape)や機能、仕組みを
観察します。

また、これをデザインしたのは誰?という質問がいつも思い浮かぶので
少しリサーチをします。

■修理の様子

古くなってダメになった部品を取り替え作業

内部の清掃作業

■その他DIY

パタパタ時計の修理

Mid-Century modern - flip clock - CITIZEN ハイリーフカーチス

キッチンタイマーに消音スイッチとLEDを付ける

サーキュレーターの回転をコントロールするための キットの組立

~私の考えるDIY精神~

  • 手を使って、作る、壊す、直す
  • 人の手で作った物は、人の手でなんとかなる

【手】でイラストを描く、木工細工をする、電気製品を修理する、
手を使うことは全てに共通します。

壊れたものを直す時は、人の手で作られた物だから
人の手でなんとかなると考えます。

電気製品の修理に関しては、私には電子回路を理解できる程の知識は無いので
断線箇所をハンダ付けしたり、接点をキレイにしたり
簡単な修理やメンテナンスしかできませんが
そんな作業だけでも調子が良くなったりすることは多いです。

■情報の時代だからこそできるDIY

専門知識が足りなければ、自分で情報を収集して勉強できる時代です。
解決策、工夫できること、先ずは調べることからDIYが始まります。


関連プロジェクト
立ち机 (Standing desk) のDIY - 商業美術研究室
pinterestでは趣味のitemやDIYプロジェクト等のイメージをピンしています。


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2014-03-28

【撮影】 素材を探しに ランの館へ

制作物デザインの一部となる素材を作る為、
蘭を撮影に名古屋市のランの館へ行ってきました。

※情報:ランの館(名古屋市)は、平成26年3月31日(月)をもって閉館

館内には、様々な種類の蘭が咲いていました。
制作物の中でどう使うかをイメージしながら被写体を撮影します。

新鮮な素材が必要になれば、自分で素材を探す、
そして作るというアプローチも大切です。

案件の内容によって、素材の使い方も違います。
クライアント指定の素材を使ったり、
商用素材サイトを利用する場合もあります。

蘭は、その複雑な形からか、加工しすぎると、
それが何なのか分からなくなります。
素材としては、扱いが難しい花かもしれません。

撮影した蘭は制作物の中で次のように展開しました。↓


探す、実際に行って、見て、なにかを掴み取る
アナログ的なアプローチを大切にしたい。


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2014-03-12

ポートレイト イラストレーションの制作

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
お祝い、記念、贈り物にイラストレーションの制作を承ります。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

結婚式で使った(またはもらった) 似顔絵や似顔絵の入った
ウェルカムボードって その後は飾っておけない。

ずっとウェディングドレスを着た絵が家の中 にあるのも・・

これらは、婚礼アイテムに関連する事で 実際に聞いた意見です。

その後、飾っておけるものという条件であれば、贈るアイテムも考えなければいけません。

藤倉周平商業美術制作所では、企業のアイデンティティをデザインするのと同様に
個人の大切なものやテーマをデザインするという考えがあります。
よって、似顔絵に特化したサービスは行っていませんがイラストの制作は承ります。

似てる似ていないの絵ではなく、 その人の雰囲気やテーマを大事に表現します。
また、贈り物であれば、飾っても邪魔にならないサイズやもらう側の趣味に合ったもの
を提案致します。

今回の制作物は新郎新婦さんへの贈り物として、ご依頼いただきました。
新郎新婦共通のテーマである“医療の現場”という要素もイラストにしました。


~制作過程~

資料をもとにラフを複数描いて、 その中からイラストを選びます。

彩色の前

紙はフランス製のアルシュ紙を使用。

額装(オプション)のマットをカット

制作の風景。アナログ作画では卓上イーゼルを使います。

【制作について】

  • アナログ作画は油彩以外で対応します。
    デジタル彩色のデータ納品も可能です。
  • 料金はサイズや内容によって異なりますのでご相談下さい。
    額装はオプションです。
  • 納期は2週間~
  • 途中経過はお客さまにメールで連絡します。
  • 参考資料が必要になります。 写真や文章でモデルについての詳しい資料をご用意下さい。
    お預かりした写真、動画などデータは責任をもって管理し作品の制作の為のみ利用します。
  • 梱包はリサイクル資材を使用します。 ラッピングはお客さまでご用意下さい。

人物画に限らず、ペットや記念アイテムなどのイラスト制作も対応致します。
その他、パーティー、婚礼アイテムのデザイン、制作も承ります。案内状、招待状、
サンキューカード、 ウェルカムボードに使えるようなポスターサイズのポップ。

例えば、ウェルカムボードはポスターを額に入れて飾る簡単なものにして、
他のアイテムを豪華に演出したい。 など、ご要望に応じて提案致します。

ご利用ありがとうございました。
リンク先→ 浜松市国民健康保険 佐久間病院 facebook page 内記事


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2014-01-24

工作/クラフト体験教室の企画・デザイン・出張承ります。

【つくる】を身近に感じるというテーマで展開する藤倉周平商業美術制作所の
プロジェクト - 『工作/クラフト体験教室の企画・デザイン・出張サービス』
のご案内です。

テーマ、予算、期間、参加者の対象や人数に応じて内容 を企画・デザインして
出張イベントを開催します。

デザインはコンテンツ(内容)から始まります。
企画の段階からアイデアを投入し参加者にメッセージが伝わる内容を提案致します。

例えば、こんなご要望にもお応えします:

  • 業種や商品に関連したテーマやメッセージが詰まった内容にしたい
  • 集客に繋がるもの
  • ご年配の参加者を対象したもの
  • 共同制作で記念になる作品を作りたい

イベント告知物の制作もあわせて承ります。

過去の出張イベントはこちら:

・パステルアート教室 2014夏のリポート - 商業美術研究室

・絵馬飾り作り体験 年末年始 2013-2014 のリポート - 商業美術研究室

・出店イベント 『手作り体験教室 夏 2013』 のリポート - 商業美術研究室

・手作り体験教室 『絵馬飾り作り・コマ&ヨーヨー絵付け』 - 商業美術研究室

★お気軽にホームページからご相談下さい。


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2014-01-13

絵馬飾り作り体験 年末年始 2013-2014 のリポート

絵馬飾り作り体験のご来店、ご参加ありがとうございました。

作ることを身近に感じるをテーマにした藤倉周平商業美術制作所のプロジェクト。
この年末年始、絵馬飾り体験は今回で2回目となります。
(夏には、季節に合った内容の工作イベントを行いました。)

【手で作る】

この体験では手を使って作るということの価値や重要性を
身近に感じ取ってもらうことがねらいのひとつです。

最近は、小さなお子さまも電子端末の画面を操作する時代になりました。
指を画面に触れるだけで機械が反応してくれます。

それと比べて、この工作体験では、小さなシールを爪で剥がしたり、
糊を使って紙を貼ったり、バランスを考えて並べてみたり、重ねたりします。
電子端末を操作するようには作品をつくることはできません。

糊の量が少なければ飾りが取れてしまったり、逆につけすぎると紙がシワになったり、
貼ってしまったシールを剥がそうとすれば紙が破れたりするアクシデントも
体験のひとつとなります。

材料、素材によって感触が違います。フェルト、紙、木の素材の違いを指先から
感じとってもらいます。
中には和紙の繊維や混ざった金箔を汚れと思ったお子さまもいました。
実物を見て・触って・体験、してみないと分からないことは多いと実感しました。

もちろイベントの中では“何が大切で・・”という説明は必要ありません。
楽しんでもらうことが最優先です。

【飾る】

前回もご来店いただいたお客さまから“作ったものをお部屋に飾ってありますよ”
というコメントや“馬がわいいので、これなら飾っておける” という
お言葉をいただきました。 時間をかけてデザインしたのでとても嬉しかったです。

作った作品は是非、飾って観賞してほしいです。
自分で作ったという達成感や喜びは自分で何かを作ることでしか味わえません。
そして作品を家族や誰かに観てもらってほしい。
作った作品を観てもらうことは立派なコミュニケーションのひとつです。

【意味をこめて作る】

意味をこめて作ること - これは、夫婦で楽しく作品を作っていかれたお客さまから
学んだことです。絵馬の馬が駆け上がるように斜めに貼り付けながら、
新年は仕事も・・と願いをこめながら作っていたのが印象的で、
作品が意味のあるものに変化する瞬間だと思いました。

【一緒に作る】

ご年輩の女性7名様で絵馬飾りを体験されたお客さまは、
童心に返ったようにワイワイと楽しく一緒に作って行かれたそうです。
お友達と作る、家族と一緒に作ることで体験の質や意味が変わるのでしょう。
作品と同時に思い出も作れるような内容を提供できたらいいなと思います。

また、作ることに年齢は関係ないので幅広い年齢層、高齢者の方にも
楽しんでいただけるようなイベントの企画やデザインも面白そうだなと思いました。

家族一緒に体験

おみやげ用のキットも販売

最終日は馬がこんなに減りました。

以上が、出店させていただいた側としての勉強と収穫(その一部)です。
毎回思うことですが、作る人から学ぶことは大きいです。
その学んだことを活かして今後も作る場をデザインしたいと思います。

関連記事 -フェルトの馬ができるまで :
【雑貨 デザイン】 フェルトの馬 シルエット - 商業美術研究室

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