2013-12-31

2013年を振り返って ~藤倉周平商業美術制作所~

みなさま、今年も一年ありがとうございました。
来年度も宜しくお願いいたします。

藤倉周平商業美術制作所の2013年を振り返って:

ご依頼いただいた商業案件では、特に挿絵のクオリティや機能を追求し、
お客さまの求めるものに、いかに対応できるかを深く考えながら
ご提案させていただきました。
今後はイラストを含むものならここに頼もうと言ってもらえるように、
もっとアピールできる機会を増やして頑張ります。

雑貨関連プロジェクトでは、イラスト作品を製版から印刷まで、
全ての工程の作業ができる小さな印刷工場(または印刷工房)設備を整えました。
当初は製版なんて無理だと思っていましたが、このプロジェクトを進めていくにあたり、
アイデアと工夫次第で規模や人数関係なく、大きな展開が可能ということを学びました。
イラストx雑貨のデザイン制作、印刷をレタープレスや謄写版印刷など
今の時代と逆走した手法を用いて アナログの魅力や手で作ることの価値を
表現したいと思います。

また、出店・工作体験教室のイベントでは、【作ることを身近に感じる】をテーマに
お客さまが作っている姿から多くのことを勉強させていただいています。
作り手から学ぶ、職種、大人、子供関係なく何かを作っている姿をじっくり見ていると
色々なことに気付くことができました。

新しい年は、創作と表現の場を増やし藤倉周平商業美術制作所の
ビジネス・スタイルを 濃くしていけるように頑張りたいと思います。


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◆藤倉周平商業美術制作所 Web
http://www.shuheifujikura.com/
◆藤倉周平商業美術制作所 facebook
http://www.facebook.com/FujikuraShuhei
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2013-12-07

【雑貨 デザイン】 フェルトの馬 シルエット

年末年始イベント用、雑貨のデザインです。今回は馬。

シンプルなシルエットのデザインですが、候補図案から
最終図案の決定に至るまで、じっくり丁寧に作っています。
目(動眼)とのバランスを考えたり、
線で与える印象を調整したり、たてがみを付けたり、とったり・・

一本の線で表現するって簡単なようで逆に難しい。
イラストレーション、美術において、線のお話をすると
線(Line)の役割は最初に勉強する項目で、 絵の基礎として扱われる要素です。

線の役割:

  • 本質的な美しさを表現する
  • 場所や空間を分けたり限定する
  • 記号なって表現する
  • 角や曲線を表現する
  • 方向を示す
  • グラデーション表現をする
  • デザインしたり整える

このように、線には重要な機能があります。
この馬だって、描く線によっては違う生き物に見えたり、
与える印象が変わってきます。

今回の加工はレーザーでカットしてもらいました。
デザインした通りの線の再現力は高いです。

195頭のフェルト製の馬。

良い表情になるように
慎重に動眼を付ける作業をします。


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2013-12-01

90年代初頭 個人輸入(MAIL ORDER)ブームの記憶

インターネットが一般家庭に普及する前、90年代初頭、円高の影響もあり、
事業者ではない個人が海外から買い物をする個人輸入ブームがありました。

その当時、紙媒体の海外カタログ通販という形で、今のネットショッピングの利便性と
比較すると商品を手にするまで時間と手間がかかるものでした。

当時、中学生の私は海外からの物や情報、英語の壁にとても興味があったので、
そのブームにハマッていた一人(中学生なのに・・)。個人輸入の手引きという本を手に
カタログ請求の英文をワープロでタイプし、 面白そうな通販会社を見つけては
送りつけたのが私の海外通販カタログコレクションの始まりでした。
中学生が自由に海外から商品を買うお金は持っていないので目的は主に
カタログの収集でした。

アウトドア用品や文具など興味がある分野のありとあらゆるカタログを取り寄せました。

流れとしてはこんな感じ:
  1. カタログ請求の英文を作成しエアメールで投函
  2. 1~2週間でカタログが郵送されてくる
  3. カタログをめくりながら楽しむ

写真は、当時参考にしていた本、“実用 個人輸入MAIL ORDERの手引き 井上 洋 (著)”。
買い物の規模にもよりますが、資料を請求、見積もり、注文などの個人が海外との取引をする
流れを知るにはとても分かりやすい内容でした。

実際にメールオーダーの形式で何回か買い物をした記憶がありますが、
英語で買い物をすること、商品が到着するまでの期待感や日本では手に入らない物を
買えることが 醍醐味だったのでしょう。

毎週、アメリカやイギリスから届く カタログは私にとって、雑誌の代わりであり 英語の教材
でもありました。今思うと、英語で書かれた短い商品説明を 繰り返し読んでいたのは
英語に親しむという点でプラスになっていたと思います。

海外カタログの薄くて安っぽい紙質やインクの匂いは独特でした。
実際に異国から発信される情報を手に取り感じ取ることは とてもインタラクティブで
貴重な体験だっと思います。

時代も変わり、買い物の仕方も変化しました。今は世界規模のネットオークションサイトや、
その他多くのショッピングサイトで買い物を気軽に楽しめる時代になりました。
カタログはオンラインで検索できますし、カートシステム、決済システムも充実、
商品を世界中に発送してくれるショップも多く、ますます便利さを実感しています。
その今から振り返ってみると、当時の個人輸入ブームは
外から何かをつかみ取ろうとするエネルギーを体験できた時代だったように思います。

※ 個人輸入という表現ですが、買い物の内容や目的によって意味が変わってきます。
個人が服を数着買うのと、事業者として商品を数十箱も仕入れる場合の違いです。
この記事では、主に90年代初頭の海外カタログショッピングブームのことを書いています。
また、インターネットが普及した現在も紙媒体のカタログ通販は一般的な販売手段の一つのようです。

参考:
当時は独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)が個人輸入情報
- 貿易実務・輸出関連の 情報を発信していましたが、
個人輸入情報のページは2011年をもって閉鎖とあります。
現在は一般財団法人 対日貿易投資交流促進協会(旧:製品輸入促進協会)(ミプロ、MIPRO)の小口輸入についてで詳しい情報が得られるようです。


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