2013-06-03

【昭和レトロ】 デザイン観察 パックさん 【日用雑貨】

商品をパッケージ、小物の整理、食品を保存したりする為に
ポリ袋シーラーを探していたら、珍しい昭和の
日立ポリ袋密封器(デッドストック)を手に入れることができた。

その名も“パックさん”!!

凄いネーミングだ。 家電を“~さん”付けで呼ぶ(ネーミング)時代は
人と家庭用品の関わり方 も現在と違うのだろう。

今はポリ袋シーラーは珍しい商品ではないし、密封と同時に真空にしたり
機能面では今の製品は格段に進化しているので、この記事ではパックさんの
デザインに注目してみよう。

◆色

当時のプラスチック製家庭用品によく使われていたマスタード色のボディ。
同時期の家電製品にはトマトのような赤や緑色のプラスチックの電化製品も
あった記憶がある。私の家には赤いプラスチックのテレビがあって、
チャンネル変更にガチャガチャと回すダイアルの感触を今でも覚えている。

◆柄(花柄のプリント)

今の時代の感覚からだと、家電に花柄なんて付いていたら買わないと
言われるかもしれないが、当時の製品の素材と花柄(その他の柄)には
何か絶妙なバランスを感じる。
家電にも、ホーロー鍋にも、ガラスのコップにも花柄があった時代は
生活用品の中に花が溢れていたようだ。

◆取扱説明書のイラスト

昭和の製品から感じる、この明るくて、アットホームな雰囲気は
パックさんの取扱説明書のイラストレーションでも表現されている。
食卓で家族みんな上を見上げている絵は、この製品で生活が豊かになったり
向上できるというようなイメージが伝わってくるような気がする。

使用感:玩具のような見かけとは裏腹にとてもキレイにシールしてくれます。

懐古趣味として昔の製品を見るのは純粋に楽しい。
しかし、作る側、デザインする側としては、“昭和レトロ”という言葉で
デザインをリバイバル(再生)なネタとして扱ってしまうのは
簡単にまとめすぎかもしれない。

資料や身の回りに見える物/出来事から新しいデザインやヒントを得るには、
一歩踏み込んだ姿勢モノを見る目が必要になるのだろう。

藤倉周平商業美術制作所では、このような様々な時代やジャンルの
デザイン資料を研究をして新しいモノを作るヒントを探します。

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