2013-02-17

地図のデザイン ~ うなぎまっぷ ~

浜松のうなぎ屋さんをご案内する地図、“うなぎまっぷ”の
デザイン・制作をさせていただきました。

地元の名産、うなぎに関係する内容、「今後の展開が鰻登りになるように」
と 縁起をかついで臨んだお仕事です。ご依頼ありがとうございました。

地図オモテ面は複数のお店のご案内と調理方法(関東/関西風)の色分け、
ウラ面には各店舗の詳細が記載されています。

地図を手にする人は他都道府県から来る方も多いことを念頭に、
市内全体の地形と浜名湖の形に注意しました。

原案の配色は江戸地図を参考にしています。
老舗うなぎ屋さんが鰻を調理する際の煙、店内に染みつく香ばしい匂い、
庶民に食べ続けられてきた鰻の食文化とその歴史を江戸地図の日焼け、
色褪せた紙の色で 表現したような雰囲気をご提案させていただきました。

しかし今回のテーマは“江戸”に直接関係は無いので、
こてこての江戸地図の再現になってはいけません。
安易で安っぽい演出にならないように注意しました。

最終案は江戸地図の要素を適度に抽出したものを デザインに織り交ぜ、
可読性も考えた色分けや 色のトーンを調整して仕上げました。

道路を示す線は外国の地下鉄路線マップからアイデアを少し 取り入れました。
海外で地下鉄を利用したときに見た路線図は日本の路線図と比べると
とても分かりやすかった印象が強いです。

この地図を手に取った人が、 「浜松に来たのだから鰻を食べに行こう!」、
「どのお店に行こうか?」と楽しく選べると同時に
浜名湖の形と市内の地形が伝わるようにというストーリーも大切します。

そして、藤倉周平商業美術制作所の得意分野である
挿絵、イラストレーションに注目して下さい。

浜名湖の中にうなぎが1匹。
挿絵としての役割をわきまえているので出しゃばったことはしません。
しかし見る人とのアイコンタクト(接客)はしっかりします。
どうでしょうか、うなぎの視線、目が合いませんか(笑)?

アイコンタクト!(キョロッ)

裏面のタイトルにも、うなぎの挿絵を入れました。
(一匹はビクから飛び出した感じを表現)
キャラクターっぽいイラストの場合、目力にも注意して描きます。

キャラクターは目が命!

挿絵の大きさは関係なく、その質にはとことんコダワリます。

オモテ面の背景パターンは『鰻つなぎ』という古い着物の柄を参考に
デザインしました。よく見ると小さな蒲焼きが連なっているように見えます。
背景での演出ですが間接的なメッセージを伝える図形としてしっかり
機能させるようにしました。
このように古いアイデアを新しくデザインとして活用します。
その為に日々様々な分野のデザインを研究しています。

地図制作についてのメモ:
点から点への移動に使われるものが地図、
そう考えると平面で伝える図形や線の
役割、責任とその仕事のスケールは大きい

以上が制作の舞台裏です。
これらのアイデアは突然パッとひらめくことはありません。
アイデアはお客さまとの意見交換や会話の中で生まれるものです。

お客さまとのコミュニケーションの中で生まれるアイデアは宝物

“お客さまと一緒に”というスタンスを大切にしながら
良いものをご提案できるようにお仕事をさせていただきます。

業種を問わず、各種広告媒体のデザインを承ります。
何かおもしろい企画を打ち出したい、新鮮なメッセージを発信したいという
事業者、店舗経営者さま、お気軽にご相談下さい。


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◆藤倉周平商業美術制作所 Web
http://www.shuheifujikura.com/
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