2013-12-31

2013年を振り返って ~藤倉周平商業美術制作所~

みなさま、今年も一年ありがとうございました。
来年度も宜しくお願いいたします。

藤倉周平商業美術制作所の2013年を振り返って:

ご依頼いただいた商業案件では、特に挿絵のクオリティや機能を追求し、
お客さまの求めるものに、いかに対応できるかを深く考えながら
ご提案させていただきました。
今後はイラストを含むものならここに頼もうと言ってもらえるように、
もっとアピールできる機会を増やして頑張ります。

雑貨関連プロジェクトでは、イラスト作品を製版から印刷まで、
全ての工程の作業ができる小さな印刷工場(または印刷工房)設備を整えました。
当初は製版なんて無理だと思っていましたが、このプロジェクトを進めていくにあたり、
アイデアと工夫次第で規模や人数関係なく、大きな展開が可能ということを学びました。
イラストx雑貨のデザイン制作、印刷をレタープレスや謄写版印刷など
今の時代と逆走した手法を用いて アナログの魅力や手で作ることの価値を
表現したいと思います。

また、出店・工作体験教室のイベントでは、【作ることを身近に感じる】をテーマに
お客さまが作っている姿から多くのことを勉強させていただいています。
作り手から学ぶ、職種、大人、子供関係なく何かを作っている姿をじっくり見ていると
色々なことに気付くことができました。

新しい年は、創作と表現の場を増やし藤倉周平商業美術制作所の
ビジネス・スタイルを 濃くしていけるように頑張りたいと思います。


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2013-12-07

【雑貨 デザイン】 フェルトの馬 シルエット

年末年始イベント用、雑貨のデザインです。今回は馬。

シンプルなシルエットのデザインですが、候補図案から
最終図案の決定に至るまで、じっくり丁寧に作っています。
目(動眼)とのバランスを考えたり、
線で与える印象を調整したり、たてがみを付けたり、とったり・・

一本の線で表現するって簡単なようで逆に難しい。
イラストレーション、美術において、線のお話をすると
線(Line)の役割は最初に勉強する項目で、 絵の基礎として扱われる要素です。

線の役割:

  • 本質的な美しさを表現する
  • 場所や空間を分けたり限定する
  • 記号なって表現する
  • 角や曲線を表現する
  • 方向を示す
  • グラデーション表現をする
  • デザインしたり整える

このように、線には重要な機能があります。
この馬だって、描く線によっては違う生き物に見えたり、
与える印象が変わってきます。

今回の加工はレーザーでカットしてもらいました。
デザインした通りの線の再現力は高いです。

195頭のフェルト製の馬。

良い表情になるように
慎重に動眼を付ける作業をします。


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2013-12-01

90年代初頭 個人輸入(MAIL ORDER)ブームの記憶

インターネットが一般家庭に普及する前、90年代初頭、円高の影響もあり、
事業者ではない個人が海外から買い物をする個人輸入ブームがありました。

その当時、紙媒体の海外カタログ通販という形で、今のネットショッピングの利便性と
比較すると商品を手にするまで時間と手間がかかるものでした。

当時、中学生の私は海外からの物や情報、英語の壁にとても興味があったので、
そのブームにハマッていた一人(中学生なのに・・)。個人輸入の手引きという本を手に
カタログ請求の英文をワープロでタイプし、 面白そうな通販会社を見つけては
送りつけたのが私の海外通販カタログコレクションの始まりでした。
中学生が自由に海外から商品を買うお金は持っていないので目的は主に
カタログの収集でした。

アウトドア用品や文具など興味がある分野のありとあらゆるカタログを取り寄せました。

流れとしてはこんな感じ:
  1. カタログ請求の英文を作成しエアメールで投函
  2. 1~2週間でカタログが郵送されてくる
  3. カタログをめくりながら楽しむ

写真は、当時参考にしていた本、“実用 個人輸入MAIL ORDERの手引き 井上 洋 (著)”。
買い物の規模にもよりますが、資料を請求、見積もり、注文などの個人が海外との取引をする
流れを知るにはとても分かりやすい内容でした。

実際にメールオーダーの形式で何回か買い物をした記憶がありますが、
英語で買い物をすること、商品が到着するまでの期待感や日本では手に入らない物を
買えることが 醍醐味だったのでしょう。

毎週、アメリカやイギリスから届く カタログは私にとって、雑誌の代わりであり 英語の教材
でもありました。今思うと、英語で書かれた短い商品説明を 繰り返し読んでいたのは
英語に親しむという点でプラスになっていたと思います。

海外カタログの薄くて安っぽい紙質やインクの匂いは独特でした。
実際に異国から発信される情報を手に取り感じ取ることは とてもインタラクティブで
貴重な体験だっと思います。

時代も変わり、買い物の仕方も変化しました。今は世界規模のネットオークションサイトや、
その他多くのショッピングサイトで買い物を気軽に楽しめる時代になりました。
カタログはオンラインで検索できますし、カートシステム、決済システムも充実、
商品を世界中に発送してくれるショップも多く、ますます便利さを実感しています。
その今から振り返ってみると、当時の個人輸入ブームは
外から何かをつかみ取ろうとするエネルギーを体験できた時代だったように思います。

※ 個人輸入という表現ですが、買い物の内容や目的によって意味が変わってきます。
個人が服を数着買うのと、事業者として商品を数十箱も仕入れる場合の違いです。
この記事では、主に90年代初頭の海外カタログショッピングブームのことを書いています。
また、インターネットが普及した現在も紙媒体のカタログ通販は一般的な販売手段の一つのようです。

参考:
当時は独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)が個人輸入情報
- 貿易実務・輸出関連の 情報を発信していましたが、
個人輸入情報のページは2011年をもって閉鎖とあります。
現在は一般財団法人 対日貿易投資交流促進協会(旧:製品輸入促進協会)(ミプロ、MIPRO)の小口輸入についてで詳しい情報が得られるようです。


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2013-11-20

洋書と情報源(source)ついて

洋書は私の仕事に欠かせない情報源(source)のひとつです。
デザイン、ビジネス、芸術関連、その他様々なジャンルの本を勉強や
リサーチの為に読みます。

洋書を読む利点:

  • 英語圏のタイトルが選べるということは情報の量と選択肢も増える。
  • 翻訳者の日本語、解釈を介さずに読める。
  • より専門的な情報にアクセスできる。
  • 和書と比較して価格が安い場合が多い。

ひとつ理解できる言語が増えると情報の選択肢は何倍にも広がります。
膨大な選択肢の中から自分なりに選び解釈し、それをアウトプットしたものには
他とはかぶらないユニーク性やアイデアが生まれます。

訳されることで異なる言語の間で失われる意味やニュアンスは 必ず生じるものです。
他者の日本語を介さずに自分で理解することでそれらを回避できます。

大手書籍販売サイト内のカテゴリ分類を日本語版と英語圏版で比較すると、
英語圏のジャンルは圧倒的に深く細分化されているので、より専門的な本を
見つけることがきます。私はいつも本を購入するときに両方のサイトで検索します。

洋書のペーパーバックは和書より価格が安いものが多いので多読する人にとっては
嬉しいです。

下記は、私の洋書へのアプローチです。 ※勉強方法ではありません。
興味がある方は参考にしてみて下さい。

【洋書の読み方】

  1. タイトルでどんな本か情報を得る。
  2. 目次で本全体の展開を知る。
  3. ひとつのパラグラフがどんなことを言っているのかをつかむ。
  4. ひとつの章がどんなことを言っているのかをつかむ。
  5. 1~4ができるようになれば洋書がスラスラ読める。

私は中学校までは英語は苦手だったのですが、
当時、“英語の本がスラスラ読めたらいいな”と強く思っていたことが、
今に繋がっていると思います。
この“~だったらいいなぁ”というのは魔法の言葉なのかもしれません。

書籍という媒体に限らず、言語の壁をクリアすることで情報の選択肢、興味、
関心が広がりますが、知識を増やすだけではなく、
インプットした情報を どのようにアウトプットする(表現や形にする)か?
が大切だと感じます。

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2013-11-15

イラスト デザイン年賀状 2014の制作

商業イラストレーターとして、挿絵というものへの私の考えは
クライアントから依頼を受ける広告やパンフレットの中で、
挿絵の大小に関係なくメッセージを伝えたり、演出したり、
機能できるか を意識しながら制作することです。

また、純粋に絵を描く者としてのイラスト制作は
一つの絵、作品として切り出したときに、何か表現できる絵であるか?
等を考えます。

以上の【商業イラスト】x【アート】という2つの歯車を
上手くコントロールしながら仕事をしています。

そんなコダワリのある藤倉周平商業美術制作所のイラストを
選べるイラストデザイン年賀状でご用意しました。

100以上の馬の図案を描いて、その中から4つを選んで制作した年賀状です。


家庭用プリンターのインクのコスト、手間、デザイン、他のサービスと比較して
ご検討下さい。
本サービスは在庫やスケジュールの関係で早めに終了する場合があります。
ご依頼、詳しいサービス内容は特設ページで↓


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『イラスト デザイン年賀状 2014』の受付は終了しました。
ご利用ありがとうございました。- 2013/12/19
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2013-11-07

【雑貨】 Boggle word search game 英単語ゲーム

私自身、特にゲームが好きというわけではないのですが、
海外雑貨、特にローマ字が印字されているモノのデザインは
気にして、集めたりしています。

Boggleは1972年にゲームデザイナー Alan Turoffによって開発された
単語探しゲームです。


※写真 : Boggle classic 1999 version

販売は、モノポリーで有名なParker Brothersというゲーム会社から。

ルールは、ローマ字が書かれた16個のダイスをプラスチックケースの中で
シェイクし、ケースの底面4x4グリッドの仕切りに収まったダイスの隣接する文字から
3分間でどれだけ単語を探せたかを競います。
単語の文字数でポイントが違います。

計測用の砂時計は付属されています。

↑正しい例:
斜めや、横、隣接しているダイスに移動して単語を作ることができる。
【OILS、SOIL、SILO】

↑間違った例:
【SOILS】ひとつの単語を作るために一度使ったダイスは使えない。
【SOAR】ダイスを飛び越えて単語を作れない。

↑見つけた単語の長さによって違う得点。3文字、4文字は1点。
8文字以上なら11点をゲット。

この複数のダイスを振ってランダムに文字列を発生させる仕組みは、
当時にゲームデザインでは画期的なアイデアだったのでしょう。

シンプルな仕組みですがランダムに単語が生成されるのは 面白いです。

ダイスの角はカットされていて仕切りの中に収まり安くなっています。
印字も見やすく、親切にMとWの違いも記されています。

ニュースでは早期英語教育が話題になったりしますが、
英語教材としても良さそうです。

このゲームの特徴は、ボキャブラリーの少ないプレイヤーでも楽しめるところです。
最低3文字の単語を知っていれば得点になるので、
中学校で習う英語のボキャブラリーでも楽しめると思います。

↑この写真の中に単語を見つけられましたか?

参考資料:
トイ・デザイナー Alan Turoffの記事
Murphy, Mary Beth (1978-12-09). "Toy Designer's Creations Boggle the Mind". Milwaukee Sentinel. sec. 1 p. 10.

現在はHasbroがParker Brothersの親会社となっている。 - Hasbro

気になるモノについては誰が、どのようにデザインしたのかを調べたりします。

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2013-10-29

【雑貨】 80年代 玩具 アームトロン 「ARMTRON」

1982年に発売されたトミーの玩具アームトロン「ARMTRON」は卓上ロボットアーム、
144個のギアと1個のモータで動くという複雑さと、 産業用ロボットアームをそのまま
スケールダウンしたようなギミックは有名です。

2本のジョイスティックで多関節ロボットアームを操作して遊びます。
私自身、これで遊んだ記憶があり、とても懐かしいアイテムです。
当時、自分で思い通りに操作する玩具としてラジコン等と同様に
子供心を刺激するモノでした。

内部の構造が複雑ですごいというのは他でも多く書かれているようなので
ここではアームトロンのデザインについて考えてみました。

ツートンのグレーにオレンジのアクセントというボディの配色は
本物のロボットアームのリアリティを伝える為にしっかり考えられたような印象です。
米国の工事現場等に使われている注意を促すオレンジ色(セーフティーオレンジ)
の配色と似ているのが気になります。

ボディ形成は飾り的な要素は無く、内部のビッシリと詰まった歯車を 無駄なく
包み込んだという感じです。
※唯一の飾りといえばアーム中間のゴムチューブ

80年代のパッケージ(外箱)デザインを見ると、研究所の設定なのでしょうか
外国人の子供の表情に注目!操作している子は下唇をかみしめているし、
助手は何やらデータを記述している様子です。(とても凝った演出)

パッケージには、

アームトロンが、ロボット時代を告げた!
きみは、ロボット時代のクリエイター!
今世紀、もっとも注目されているロボットアーム。
君は、このメカ頭脳をどう使いこなすか?!

という、メッセージ。

鉛筆を取ったり、実験の手伝いをしたり、コーヒーにミルクを入れたり・・・

磨かれたスチール板の上での写真は重厚な雰囲気でカッコイイ。

この商品、海外市場には別名アーマトロン(ARMATRON)として販売されていました。
パッケージ写真の中に1つエラーを発見!
ボディの表記はARMTRONなのですがアクセサリーに貼られたステッカーは
ARMATRON(アーマトロン)となっており綴りが違います。
おそらくエラーではなく米国版パーケージもデザインが同じだからだと思います。

当時、このアームトロンがどのようにデザインされ、開発されたのかが気になります。
調べてもデザイン関連の情報はなかったのですが、
スペースシャトルの船外機の研究に「アームトロン」が参考に使われたという
エピソードがあるそうで、この玩具と宇宙産業との関連は興味深いです。

(参考)「タカラトミーが考える、おもちゃとテクノロジーの融合が生み出すもの」~「今年のロボット」大賞2008 受賞者講演会【1】

動作の様子の動画です。

SFに出てくるような二足歩行のロボットを玩具にしたのではなく、
産業用ロボットアームを玩具するというアイデアが、 アームトロンを異色の存在にした
理由だと思います。

他とは違う特別な存在でありつづける為のヒントについて
アームトロンを操作しながら少し考えました。

デザインはコンセプトから始まる

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2013-09-11

出店イベント 『手作り体験教室 夏 2013』 のリポート

2013年7月26日(金)~8月31日(土)の期間中、市内宿泊施設のお食事会場にて、
『手作り体験教室・風鈴絵付け & お絵描きエコバッグ』を出店しました。

内容:

  • 球体のガラス面にお絵描きをする難しさにもチャレンジしてもらう
    風鈴の絵付け体験。

  • 布用クレヨンでキャンバス地のエコバッグに描く、 お絵描きエコバッグ。
    適度な粗さのキャンバス地の素材感と ソフトなクレヨンの相性で
    優しい絵に仕上がります。 完成したらアイロンで色止めします。

人気の夏の風物詩、風鈴は 開催期間終了前に200個が完売しました。

今回、子供の頃に誰もがやったことがある、お絵描きの場を
純粋に提供しようと思いました。
また、出店者としては絵を描くことについて考える きっかけにもなりました。

ペンやクレヨンを手に取った子供たちが、点や線を描いたり、
空白を塗りつぶしたり、好きなヒーローを描いたり、何かを一生懸命に表現する、
その姿には打算のない、もの作りの美しさがあります。

【発見】

絵を描く子を隣で見守る親御さんは、絵が出来上がる様子を見て
“へぇ~、こうゆう表現をするんだねぇ”と発見している場面は
とても印象的で、絵の持つ伝える力を感じました。

私は仕事でスケッチをしているときに自分が描いた絵を見て、
自分は物事をこんな感じに描写するんだなとか、自分の中に新しいものを
発見することがあります。
絵を描くことは自己を発見することにも繋がります。

【お絵描きの本質】

絵を描き始めて、すぐに失敗したと落ち込む子や
もう描けないと投げ出す子もいました。

途中、失敗したと思っても最後には、いい作品になる
というのが、お絵描きの本質だと私は思っています。
絵とはそんなものだと思いながら、私はいつもデザインのスケッチをします。

失敗したところを塗りつぶしたり、工夫して修正したり
することで完成した絵に深みが生まれます。

それを失敗ではなく完成するまでの過程だと解釈すると
どうでしょうか? なんだか、楽しくなりませんか?

絵を描くことに失敗はありません。
それは失敗ではなく、完成するまでの過程です。


写真は参考イラスト集と説明書

【自分で作ることの価値】

自分の好きな色で塗ったもの
自分の好きな絵を描いたもの
自分で作ったものから得る達成感やその価値は、
完成されたプラスチック製の玩具には無いものです。

ゲーム端末を持って歩いている子供やタブレット端末を玩具にしている
赤ちゃんを見て今という時代を感じました。

そんな時代の中で原始的(primitive)な表現である、お絵描きの価値を、
今回の出店イベントの中で少しでも身近に感じてもらえれば嬉しいです。


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2013-06-10

【~な】をデザインする - アイデンティティ開発事業

藤倉周平商業美術制作所のアイデンティティデザイン開発事業は
お客さまのイメージを慎重に取り扱う仕事です。

~な感じの会社/人、~な考えを持つ会社/人、~な感じの商品、~な雰囲気 ...
この“~な”の部分 をデザインします。

中身のあるイメージをデザイン、開発して賢く導入することで
“~な感じの会社/人” を →→ 【この会社/人は○○だ】という確立された
アイデンティティに変化させ、お客さまのビジネスに強力な推進力をもたらすことが
目的です。

◆サービス内容:

  • 事業の状況、時期、方向性、ビジョン、ターゲット市場、競合要素の多角的分析、必要なツールの提案、デザイン・制作
  • イメージ導入のタイミング、効果的なリリース方法の提案

※ツールとはチラシ、名刺、パンフレット、ポスター、Web素材、その他販促物のことを指します。

ご紹介するのは、開発したイラストレーション(挿絵)2点を名刺に展開した 導入事例です。

■クライアント:サンクスグリーン
■業種:花苗の生産、花卉生産アドバイザー

今回のプロジェクトでは、お客さまと一緒に事業計画を検証し、 ロゴタイプや
トレードマークを開発する段階ではないと判断しました。
代わりに屋号を定番書体で表記し、イラストレーション2点を開発、
柔軟に機能させることにより事業のストーリー性とイメージ作りを目指すことになりました。

イラストレーション おもて- ゴリラが新芽に水をあげている絵
お客さま自身のイメージ、事業展開、成長の物語を 表現したゴリラのイラストです。


イラストレーション うら- 農場のイメージ
お客さまの働く現場、汗と情熱を捧げている大切な農場です。
季節によって農場の風景も変わるので、季節に影響されないイラストに仕上げて、
どのような農場なのか、生産の現場のイメージをうまく伝えることで 信頼感を表現します。


お客さまのアイデア
裏面上、文言の句点→、と読点→、はお客さまに提案して頂いたアイデアを
採用してカタチにしたものです。このアイデアでバランスがとても良くなりました。
お客さまと一緒に良いモノを作るというスタンスを大切にします。


イラストレーションへのこだわり

イメージを開発するにあたり、お客さまのお話、資料、現場の雰囲気などを吸収して
コンセプトをスケッチから描き起こします。アナログとデジタルの表現、その度合いを
微調整しながら素材を制作します。


名刺のデザイン・制作についての考え方

ビジネスパーソンの顔となり、強力な道具となる名刺。 その質は商談の質にも影響します。
お洒落、カワイイ、カッコイイという印象を与えて終わってしまう名刺や
グラフィックデザインのネタでごまかしただけの名刺は ビジネスの道具としての役割を
果たしてはくれません。 そのような名刺を使って商談はまとまるでしょうか?

名刺はカードサイズの小さな面積ですが多くのことを表現します。
その中で扱うイメージには細心の注意を払いながらデザイン・制作します。
書体選び、可読性、レイアウト、色はもちろん基本的な要素ですが、
他にも重要なことがあります。

それは、
  • イメージの耐久性

    流行、時間の経過に影響されずに、メッセージを発信、伝達し続けること。
    アイデンティティとして機能するイメージは、すぐに忘れられてしまうものや
    安易な流行を追ってはいけません。

  • イメージの浸透性

    メッセージの伝わり方は、相手に違和感なく(水が染み込むように)伝わるか。

  • 訴求効果

    もっと知りたい、利用してみたい、買ってみたいと思われるもの。
    魅力的なストーリー性があるか。

これらを名刺に限らず、全ての媒体、素材の制作に当てはめて考えています。
また、ターゲットとする市場やお客さまの事業の成長段階などの条件も考慮して
イメージを開発します。

藤倉周平商業美術制作所では様々なアイデアを駆使して使えるデザイン、
機能するデザインを提案して戦略的にお客さまのビジネスを応援します。


※本サービスにおいて、名刺はツール展開の一例です。その他媒体
(チラシ、パンフレット、販促物等)を 必要な方法とタイミングでご提案させて頂きます。
※制作物は各案件ごとに発行する使用許諾書に従い使用して頂きます。
※SNS用アイコンへの展開は、事業形態にもよりますが、事業主に限りご利用頂けます。


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2013-06-03

【昭和レトロ】 デザイン観察 パックさん 【日用雑貨】

商品をパッケージ、小物の整理、食品を保存したりする為に
ポリ袋シーラーを探していたら、珍しい昭和の
日立ポリ袋密封器(デッドストック)を手に入れることができた。

その名も“パックさん”!!

凄いネーミングだ。 家電を“~さん”付けで呼ぶ(ネーミング)時代は
人と家庭用品の関わり方 も現在と違うのだろう。

今はポリ袋シーラーは珍しい商品ではないし、密封と同時に真空にしたり
機能面では今の製品は格段に進化しているので、この記事ではパックさんの
デザインに注目してみよう。

◆色

当時のプラスチック製家庭用品によく使われていたマスタード色のボディ。
同時期の家電製品にはトマトのような赤や緑色のプラスチックの電化製品も
あった記憶がある。私の家には赤いプラスチックのテレビがあって、
チャンネル変更にガチャガチャと回すダイアルの感触を今でも覚えている。

◆柄(花柄のプリント)

今の時代の感覚からだと、家電に花柄なんて付いていたら買わないと
言われるかもしれないが、当時の製品の素材と花柄(その他の柄)には
何か絶妙なバランスを感じる。
家電にも、ホーロー鍋にも、ガラスのコップにも花柄があった時代は
生活用品の中に花が溢れていたようだ。

◆取扱説明書のイラスト

昭和の製品から感じる、この明るくて、アットホームな雰囲気は
パックさんの取扱説明書のイラストレーションでも表現されている。
食卓で家族みんな上を見上げている絵は、この製品で生活が豊かになったり
向上できるというようなイメージが伝わってくるような気がする。

使用感:玩具のような見かけとは裏腹にとてもキレイにシールしてくれます。

懐古趣味として昔の製品を見るのは純粋に楽しい。
しかし、作る側、デザインする側としては、“昭和レトロ”という言葉で
デザインをリバイバル(再生)なネタとして扱ってしまうのは
簡単にまとめすぎかもしれない。

資料や身の回りに見える物/出来事から新しいデザインやヒントを得るには、
一歩踏み込んだ姿勢モノを見る目が必要になるのだろう。

藤倉周平商業美術制作所では、このような様々な時代やジャンルの
デザイン資料を研究をして新しいモノを作るヒントを探します。

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2013-05-15

行って、見る、そして感じるということ

花の生産者様の農場視察のリポート

ビニールハウスの中でお客さまが作っている花を目の前に
お話を聞かせていただきました。

季節や環境の変化も考慮しなければいけない生き物を扱う
仕事の難しさ等、 モノづくりをする人の目線でのお話には
貴重なヒントが沢山ありました。
それを聞くことで、手間暇かけられて作られた物に対しての
感謝の気持ちが生まれるのだと思います。

お客さまの現場に実際に行ってみなければ 感じられないことは
沢山あります。

雰囲気はメールでの情報だけでは 簡単にカタチに出来ません。

はひとつの色の中に何種類もの色がありますし、
現実の色はモニターの再現とは異なります。

お客さまのストーリーにも 商品に対する誇りや自信もあれば
その裏側には不安や苦悩もあるはずです。

これらをじっくりと煮詰めてカタチにすることで、
お客さまのお手伝いをしたいと私は考えます。

○○サイズのチラシを△△△△枚つくって下さいと依頼を受けて、
それを納品して終わり・・・では 目的を果たしたことにはなりません。

本当の目的はもっと別の次元のお話になります。
例えば:

  • 効果的に集客に繋がること
  • 商品のブランディングに有効であること
  • etc・・

最終的にお店や商品を選んで決める/購入するのは消費者です。
この過程を変えることはできません。

しかし、消費者が商品(または商品を作る会社)に対しての
感じ方(フィーリング)に影響することは可能です。

その手段の一つがデザインなのです。
機能するデザインを使った効果的なコミュニケーションで
選ばれる商品になることは可能です。

売る側は商品だけに注目してしまいがちですが
商品を手にとる消費者の気持ち(フィーリング)も
大事に扱うことを 忘れてはいけません。

お客さまの業種によって作る商品も様々、
ターゲットとする市場も異なります。
だから方法は一つだけではありませんが
共通して私が大切にしたいと思うのは、
モノを作る人の目線人間味のあるアプローチです。

案件の内容によって、必要であれば企画の段階から
アイデアを ご提案させていただきますのでご相談下さい。

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2013-05-13

スタンプ、ポイントカードのデザイン・制作

お店でスマートフォンのクーポンを提示すれば 特典が得られる
便利な時代になっても、紙のスタンプカードは
リピーターの集客や対面サービス業には欠かせないツールです。

スタンプ付与はご来店、ご利用されたお客さまだけの特典と証、
スタンプを発行するお店側にとっては、お財布に収まる紙でできた
二つ折りのカードは、お客さまとの距離縮めてくれる大きな役割を果たします。

写真のスタンプカードは、飲食レストラン向けに作ったものです。
タイトルがローマ字なので、図でもレストランのスタンプカードと
伝わるように ピクトグラムの要素(お皿、フォーク、ナイフ)を取り入れました。

ピクトグラムは空港内や他公共のサインに使われる手法で
身近な例では公共のトイレのサインもそのひとつです。
言語の壁を越えて簡単な図でコミュニケーションできるという 利点があります。

捺印されたポイントカードはお客さまのお財布の中で
管理されることを考慮し耐久性のある特殊紙をご提案します。

カードデザインのオマケとしてスタンプ木軸の製作を行いました。

海外の特典事情の一例を取り上げてみると、
商業施設で買い物をしたときのレシートの裏にクーポンが
印刷されていたりします。

写真はそのイメージを再現、 イラストと特典内容が記載されています。

ポイントやクーポン等の特典を発行することで
ビジネスにどのような成果をもたらすかを考えることが大切です。
効果的な特典を打ち出し、しっかり機能するツールで
集客に繋げ、お客さまと良い関係を築いてみてはいかがでしょう。

スタンプ/ポイントカード、クーポン券、チケットの
デザイン・制作、企画・アイデアのご提案致します。

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2013-05-01

ウッドクラフト ミニチュア 立体造形 粘土遊びの話

藤倉周平商業美術制作所では、絵は平面だけじゃない
という考えで、こんな物も作っています。
木を削って作ったミニチュア・ウッドクラフト、
大きさは10円玉とSDカードで比較して下さい。

Title: ペンキのハンドローラー(Brayer)

ローラーも回転します。
材料にはアイスの棒や爪楊枝を使いました。


Title: 古い旅行鞄(Old Luggage)

紙の旅行タグを貼って世界各国を旅行してきた雰囲気を再現。

縮尺模型を使って展示物を表現するジオラマという方法は
博物館や建築物の構想に使われている手法です。

見る者が現実とは違うスケールの造形物と空間に引き込まれてしまう、
それがミニチュアの持つ魅力のような気がします。

私の記憶の中で、平面に描いた図や頭の中で描いたものを 立体にする
という作業は子供の頃によく遊んだ、 粘土遊びにさかのぼります。

動物図鑑を参考に、ペンギンを粘土で作っていた記憶があります。
作ったペンギンは遊びの時間が終われば、ケースの中にしまわれるのですが、
次回ケースのフタを開けると、フタに押しつぶされて変わり果てた姿の
粘土のペンギンが子供心にショッキングでした。

現在、どれだけの子供が粘土で遊んだりするのかはわかりませんが
木彫りなどをやってみると私が子供の頃に粘土遊びから学んだものは
大きいなと思います。

ハイテクな3Dプリンター時代到来のニュースも気にしながら
手を使って作ることは大切だなと感じています。

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◆藤倉周平商業美術制作所 Web
http://www.shuheifujikura.com/
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