2012-07-01

制作過程で使う 『見えないものさし』

キャラクターデザイン、イラストレーション、デザインの制作過程についてのメモ。
(私の場合です。)

まず、ラフスケッチを紙に描いていきます。
プロジェクトのテーマに沿って、アイデアとなる絵を たくさん描きます。

この時点では線がいっぱいです。
まとまりの無い輪郭のイメージは暗号のようです。
この暗号、私以外の人が見ても、線がぐしゃぐしゃになった
イメージにしか見えないのかもしれません。

描くときは、見えないものさしを使います。
※この、見えないものさしは、お店では売っていません。

見えないものさしを使い、写実的なイメージから
デフォルメされたイメージへと幅を持たせて、何段階かに分けて描いたりします。

色々な種類の、見えないものさし:

  • 力強い----優しい
  • かわいい----かわいくない
  • まじめ----ふざけた
  • etc..
このような尺度をいっぱい考えてみます。

遊びの要素を取り入れて、 ふざけた絵を描いたりもします。

いつの間にか、白い紙のスペースは、多くのラフ案イメージで埋め尽くされています。
ラフ案を描いていると、おっ!!これは使えるかもというイメージが 何個か出てきます。
ビビッと来る、出会いのように・・

ラフ案を描いた紙が床に何枚も散乱する程の量を描いて、 やっと一個のビビッと来るイメージに出会えることもあれば、 2、3個のラフアイデアを描いて、コレだ!と思えるものが 描ける場合もあります。

以上が、制作過程において、私が重要だと感じている ことのひとつです。

そして、コレだなと感じたものを、選考し、お客さまに提案できる レベルまで仕上げて、プレゼンします。ここから先は、ビジネスでの コミュニケーションスキルなど他の要素も重要になるかと思います。

見えないものさしの入手方法:

色々な作品を見たり、触れたり、感じたり
色々なアイデアを聞いて、吸収したり
日常に散らばる気づきから、etc..