2012-06-12

輸出茶ラベルのデザイン展に行ってきました。

先日、「蘭字」(ランジ)という幕末から明治に 貿易に使われたという
お茶箱のラベルデザイン展に足を運びました。

感想の前にメモ:

  • 「蘭字」(ランジ)という言葉は中国からという伝えがあるそうです。
  • 大型の茶箱に貼られたラベルのサイズも大きく目立つものだった
  • 浮世絵を作っていた工房がラベルを印刷していた
  • 19世紀後半には欧米で人気、日本ブームに

感想:

資料の「蘭字」の歴史を読むと、【海外で人気の日本】というキーワードを発見できました。
色々な商品の歴史を辿り、海外で人気だった日本のデザインを集めてみると
面白いヒントを得るきっかけになるかもしれません。

展示のラベルには、JAPANとう文字の装飾やボーダーの模様など 細部に凝ったデザインが施されて、それらを 少し離れて見てみると、日本だぞっ!!という力強い印象をあたえるそのデザインは 「伝える」という機能をしっかり押さえたものなのだろうと思います。

ラベルの中に描かれているイラストは、もちろんお茶の葉をはじめ、 竜、扇、鳥、魚などが描かれていて、写実的な絵が多いという印象を受けました。

JAPANのそれぞれの文字の上に雪が積もったデザインのラベルが私のお気に入りです。

展示された資料を見て、
【良いものを外に伝えたいという生産者の強い意志】x【デザイン】
という 構図を読み取れたような気がします。

藤倉周平商業美術制作所